六本松の小さな草原 〔草の手帳〕

六本松公園(福岡市中央区)で再開発後に残された草の世話をしています。草の近況報告ブログです。(旧 六本松公園 草の手帳)

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ヨメナとキレハノブドウと桑の花

 

六本松公園、ヨメナが咲き始めました。写真は7月21日のものです。

ヨメナの花 接写 いわゆる野菊のひとつ とても薄い紫の花びら 中心が黄色

ヨメナが出ているあたりを広く写す ところどころに花


ヨメナは野菊の一種です。ここには移植で残されました。旧キャンパスの正門入ってすぐの前庭にたくさん出ていました。

ヨメナの花と茎 葉はやや細め 

 

 

草の区画のうち、東の区画(ロータリー側)は木がいまのところ生えていませんが、かわりにキレハノブドウに茂ってもらって陰を作っています。

キレハノブドウ(漢字だと切葉野葡萄ということになろうかと思います)は、ぶどうと同じように「つる」で伸びていきます。このごろはずいぶんと伸びて、区画の柵にも絡むようになりました。おりおり、はさみで形を整えようと思います。

キレハノブドウが茂っている様子 草の移植区画(東の区画) 柵で囲ってある

もう少し近くからキレハノブドウを写す 呼び名のとおり葉が切れ込んでいる

 

こちらが花とつぼみです。花はひとつひとつが小さいですが、蜜が出るようで、羽のある虫がやってきます。

キレハノブドウの花 ひとつひとつがとても小さい花が群がっている

 

 

こちらが実です。このあと色が変わっていくと思います。現地でごらんになられる方は色の変化をお楽しみになってください。

キレハノブドウの実 緑 小さくて丸い



 

それから、西の区画の桑の木に先日、花が少し咲きました。剪定をして、少し涼しい日があったので、桑の木が季節感を春だと感じたのかもしれません。

 

どうも、オスの花のようです。

写真は7月11日撮影です。いまはもう咲いていないと思います。

桑の花 何かのしっぽのような穂 おしべが開いている



 

今月20217月の定例作業日は28日(水)です。いまのところ予定どおり、お昼前に現地入りして、お昼休み明け30分ほど作業しようと考えています。