六本松の小さな草原 〔草の手帳〕

六本松公園(福岡市中央区)で再開発後に残された草の世話をしています。草の近況報告ブログです。(旧 六本松公園 草の手帳)

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ツルボ咲く、そして

台風14号の暴風雨のあと、六本松公園のツルボのつぼみがどうなったか心配していましたが、

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咲いていました。たくさん。

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折れて咲いている花も。

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うれしかったです。

ツルボの花は今月いっぱいは見られるのではと思いますが、ごらんになりたい方は早めにごらんになられるとよろしそうです。

 

 

ツルボの花はうれしかったのですが、この日、公園からふたつの木が無くなりました。

一本はけやきの木。虫食いがひどくなり、撤去の要望が出ていたと聞きました。

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もう一本は寒緋桜です。倒れて隣の花水木にもたれかかっていました。

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こどもさんが台風のときに寒緋桜が揺れている様子を見ていたそうです。倒れた最初は反対側の桑の木(草の区画の)にもたれていたそうで、どなたかが桑の木から外してくださったのかもしれません。

 

どちらの木も、細かく切られて運ばれて行きました。

けやきは切り株が残っています。年輪が数十年分くらいありました。

寒緋桜のほうは根元から倒れていたため、根元から撤去回収されていきましたが、若干の根が残っていて、そこからひこばえが出てこないだろうかと個人的には思っています。

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よろこびも、つらさもあった一日でした。ツルボの花をもう一度見ました。

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2022年9月21日撮影