六本松の小さな草原 〔草の手帳〕

六本松公園(福岡市中央区)で再開発後に残された草の世話をしています。草の近況報告ブログです。(旧 六本松公園 草の手帳)

このブログについて→ こちら の記事をどうぞ    

定例作業日 第1回

 

六本松公園での草の世話は私の都合がつくときに1〜2週間に1回のペースで続けています。が、定例で作業する日を決めてみようと思い、今月(2021年5月)から、月の最後の水曜日のお昼前後を定例作業の日・時間にしてみました。いつまでこのかたちで続けられるかわかりませんが、しばらくこうしてみようと思います。雨のときは公園入りしないつもりです。

この定例作業だけでは足りないのでこれまでの1〜2週間に1回の作業も続けていきます。

 

ということで、5月26日(水)のお昼に作業しました。公園に着いたのが11時50分でした。お昼のあいだ作業して休憩して、13時45分ごろだったか、そのくらいの時間に撤収しました。

 

ホタルブクロは新しいつぼみがけっこう出来ていました。まだしばらく花が見られそうです。

ホタルブクロの花 六本松公園

ホタルブクロのつぼみ ドライバーの握り手のような形 紫と緑が混じった色合い 六本松公園

 

 

今回は東の区画でセイタカアワダチソウやイヌムギなどの草を刈り(いずれも全部は刈らず少し残してあります)、西の区画の桑の枝を少し切りました。

 

今年は桑の花がたくさん咲いたのに、実がないのはどうして?と、通り掛かった方から尋ねられました。私も不思議に思っていて、何か条件があるのかもしれないですね…とお話ししてその場は終わってしまったのですが、あとでふと気になって調べたところ、桑の木にはオスの木とメスの木があるようです。雌雄異株という性質です。オスの木にはおしべの花、メスの木にはめしべの花が咲くため、メスの木でないと実ができません。ただ、桑の品種によってはオスの木メスの木と分かれていない種類があるらしく、ややこしい感じです。

六本松公園の桑の木には昨年は1つだけ実がなったので、完全にオスの木というわけではないのかもしれませんが、今年見た花は思い出してみるとどうもオスの花だったような気がします。来年は花をよく見ておこうと思います。

 

西の区画1 桑の木とくぬぎの木

桑の木とくぬぎの木 どちらも人の背丈ほどの低い丈に仕立ててある

 

西の区画2 こちらは桑の木

桑の木 過去に何度か根元から伐採されたため株立ちになっている

ここの区画を手入れしているとき、私が以前やっていた(いまはコロナの件で休止中)草を見る散歩に参加なさったとおっしゃってくださる方に出会いました。それ以降、草をごらんになってらっしゃるとのことで、とてもうれしかったです。

 

上の写真にちらっと写っていますが、六本松公園はあじさいが咲いていました。

あじさい 赤紫

 

草刈りのときに切られてしまったあじさいもいます。また伸び上がってくるだろうと思います。

あじさいの切り株 少し葉が残っている

 

こちらのあじさい(がくあじさい)は公園の東側入口です。タクシーの運転の方がこの花をスマートフォンでお撮りになっていました。

がくあじさい 花がくるっと輪になったような形

 

梅雨ですが草にはうれしい季節かもしれません。私も水やりを(あまり)気にしないで

いられます。暑い夏に向けて少し軽めに作業していきたいと思います。